hitokoto編集部のひと言

これからの郡山駅前にはいろんな「顔」がある!?らしい

経済の中心地としての「顔」

言わずと知れた、経済県都。2018年に「連携中枢都市宣言」、 2019年には、近隣の15市町村と連携協約を結び、「こおりやま 広域圏」が誕生。県の約3分の1の人口が集まる広域圏におい て、郡山市はその中心市として、地域活性化に取り組んでいま す。古くから福島県の一大経済・物流拠点であり、交通の結節 点。テレワークの普及も相まって、首都圏や仙台圏のベッドタ ウンとしても注目が集まる、まさに経済の中心地です。

つながる未来へメディア都市の「顔」

2019年、「郡山市デジタル市役所推進計画2018~2021」を 掲げた郡山市。デジタルの力で、行政サービスを分かりやす く、簡単に。誰よりも市民の皆さんがメリットを感じられるような デジタルシフトを行っていくそう。しかもそれを、若い世代や普 段からデジタルを活用している人だけでなく、誰もが利用でき るよう、デジタル格差を埋めるための取り組みも行っていくと のこと。県内外のメディア機能が集積し、情報の発信拠点と なっている郡山から、新たな取り組みが動き始めています。

再開発にも注目メディカル都市の「顔」

信頼できる病院が徒歩圏にあると、いざという時も心強いも の。郡山市の駅前エリアには、「星総合病院」と「寿泉堂綜合病 院」があり、いずれも2010年代に新築・移転。最先端の設備を 備えた2つの総合病院が形作るのは、郡山のメディカル都市と しての顔。さらに、旧寿泉堂綜合病院跡地は集合住宅と健診セ ンターから成る複合施設、旧星総合病院跡地は子どもの保育 施設や高齢者向け住宅など多世代交流のための複合施設が 建築予定。地域の安心・健康を支える都市機能は、これからま すます進化・発展していくようです。

暮らしを営む生活拠点としての「顔」

今ある都市機能を起点に、進化の兆しを見せる郡山駅前。様々な 角度から、街としての「顔」を見つめ、見えてきたのは「暮らしの舞 台」としての郡山駅前。市民の期待も大きい「大町土地区画整理 事業」を中心に、「衣・食・住・遊・働」全てが繋がり、“遊ぶ駅前”か ら“生活する駅前”へ。古くなった建物の取り壊しが進み、その変 化がまさに”目に見えて”きた今、市民、地権者、行政、それぞれが 描くビジョンは、決して一面で捉えることはできないけれど、一つ の同じ方向を見据えて動き出している予感があります。