心のままに描くバラシリーズ『愛情』

定禅寺通
– アートはまちのなかにある –

hitokoto創刊号の表紙のアートは、山田大輔さんの作品「愛情」

展覧会情報

山田大輔×馬渡裕子 二人展「集積」

5月19日(金)~31日(水)10:00~19:00
(5月25日休館、最終日18時まで)
東北工業大学一番町ロビー

山田 大輔さん Profile

1976年

静岡県沼津市生まれ

1998年

東北工業大学 工学部工業意匠学科卒(大学時代に銅版画の研究と制作を行なう)

1998年

輸入雑貨店勤務に就職、民族衣装や雑貨の仕入れのために海外各国に渡航

2011年

33工房設立後、各地でペインティングや個展、グループ展を行う

2015年

日韓国交正常化50周年記念美術展(仙台)

2016年

韓日美術交流展 in 全州(韓国)

2017年

個展『薔薇とホロホロ鳥』(仙台)

01 title「炎天下の下で」 アクリル 280×410mm 1998年

02 title「水が出る木」 アクリル 2006年

03 Design:Tatsuya Baba(bbq) title「フラメンコを踊る女」 アクリル 1000×805mm 2000年

04 title「愛情」 アクリル 652×455mm 2016年 美容室内にペイントする山田さん

―― 表紙の『愛情』を描いたきっかけは。
2016年は、赤いバラを描きました。告白、情熱、愛情、秘密、感謝といった、バラの花言葉からイメージがふくらみました。バラを見てデッサンして描くのではなく、バラの塊が面白いと思って描きました。花は好きでいつも家の中に飾っています。今はすみれやチューリップを描いています。

―― 山田さんにとって絵とは。
絵は自己表現で、気持ちを映し出すものです。塗り絵は子どもの頃から好きで、今も塗り絵のような気持ちで絵を描いています。特に震災後カラフルな絵を描くようになりました。見た人が明るい気持ちになればいいな、と思って描いています。

―― どんな絵を描いていますか。
仙台の街なかの店の壁やシャッター、あすと長町の仮設住宅の壁や火葬場の壁にも描きました。個人から依頼されて、楽器、花瓶、バック、コンセントホルダー、マタニティフォトを撮る妊婦さんのお腹に絵を描いたことも。既製品に飽きた人、既製品に手を加えたい人から頼まれることが多く、依頼があれば何にでも描きます。会社を巻き込んで、子ども用のレイングッズ、パッケージなども描きました。相手との会話の中からインスピレーションをふくらませて一緒にカタチにするので、これといった決まりはありません。

―― これからの夢は。
絵を描いて、自分で営業や販売もして20年、続けられたことは幸せです。次に何を描こうか常に考えています。これからも、自由なスタイルで絵を描き続けていけたら嬉しいですね。