海外のギャラリーの気軽さを目指して

うまい絵より
いい絵を描きたい

イラストレーターで水彩画家の古山拓さんと
奥様の久美子さん

散歩ついでに気軽に寄れるミニギャラリー&アートギフトショップ

立町にある『アトリエ アルティオ』は、水彩画家でイラストレーターの古山拓さんのミニギャラリーであり、オリジナルの絵画や手がけた絵本などを展示・販売するショップでもある。また、水彩画の受注制作も行っている。

海外のギャラリーのように

子供の頃から、絵や落書きが好きだった古山さん。大学卒業後はアニメの原画制作を経て、イラストレーターとして独立、25年ほど前から水彩画を描くようになった。主に、東北やヨーロッパなどの風景を描く。個展は東北、東京の百貨店や画廊などで年に3~5回。一回の個展では20作品以上を発表する。『アトリエ アルティオ』は2015年1月にオープン。アルティオの名は、古山さんが好きな古代ケルトの言葉でクマの女神という意味。自身をクマのキャラクターにたとえている。「海外のギャラリーのように店内に気軽に入ってきてほしい」と、ガラス張りで一見雑貨屋のような店構えにした。個展では発表しない「ちび絵」(小さな絵)やギフトアートなども展示・販売している。

絵を通じて交流する場

『アトリエ アルティオ』は、作品を見てもらい、販売する店であると同時に、作家やお客様と触れあう場でもある。個展に足を運ぶのはちょっと、という人も気軽に立ち寄れる。散歩途中に偶然見つけて立ち寄った方から「お世話になった人へのプレゼントに何かありませんか」と相談されたり、作家志望の若者から「どうしたら画家になれますか」と聞かれることもある。「店を開く前は、お客様と触れ合う場は短い個展会期しかありませんでした。しかも、会場では、作家対お客様として作品の話をするだけで終わってしまいます。店ではいろいろな話ができて、雑談からアイディアが生まれることもあります。気軽に絵にふれる場、絵を通じて交流する場が継続的にあると、何か生まれるのでは、と思っています」と話す古山さん。また絵画教室では幅広い年齢層の生徒さんを指導している。ときには、定禅寺通に連れ出して自由なテーマで絵を描かせるが、心に響いたモチーフも表現も十人十色で、全く違う絵になるという。「絵は描けば描くほど上達しますが、上手な絵と味のある絵は違います。私はうまい絵より、いい絵を描きたい」。技術やキャリアを積み重ねても、自分が納得できるいい絵を描きたいと、古山さんの挑戦は続く。

ヨーロッパメイドの輸入石鹸も販売

あ店内に入るとさわやかな香りがするのは、ヨーロッパ産の石鹸を取り扱っているから。 海外スケッチ取材のたび買い求めてきた石鹸の魅力を仙台でも伝えたいと、店の一角で取扱いをはじめた。 天然成分にこだわり肌に優しい素材を使っている石鹸各種は香りも心地よく、パッケージも素敵。贈り物にも喜ばれそう。

[DATA]

アトリエ アルティオ
仙台市青葉区立町19-20 パークサイドコーポ1F Tel.022-797-8389

■営業時間

11:00~18:00

■休業日

日・月曜・祝日(催事等による臨時休業あり)

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